以下は、ミリオン出版のスペシャルプライス版「警察の正体」から転載しました。

〈転載開始〉

元ヤクザの衝撃告白!! 広島県警マル暴刑事 拳銃ヤラセ押収の全真相

 

市川清道氏 インタビュー

ゴミにはゴミの言い分があるんです

ヤラセ捜査に協力させられたことで、精神的に苦痛を受けたこと、そして銃刀法違反にあたることを理由に、広島県警と川崎進警部補を民事と刑事の両方で訴えた市川清道氏(57歳)に、現在の心境を聞いた。個人が権力と対峙するのは簡単ではないが「闘うことだけは忘れたくない」と市川氏は話すー。

「やはり世の中の人は『警察が悪いことをするワケがない』と考えているんでしょうね。」

市川氏がため息混じりに話を切り出した。

2004年8月に県と現職警官を相手取った訴訟を起こして以来、近所の人が急によそよそしくなったという。

「私の裁判のことはテレビや新聞でもやっとりましたからね。だからといって、『そうか、そんなに警察はひどいのか』と思ってくれる人はほとんどいない。逆に(真実を話している)私の方が悪者にされとりますよ(苦笑)」

警察=絶対正義。やはりこれが世間の一般常識なのか。

しかしかつては広島に拠点を置くヤクザ組織の組員で、警察と相互協力関係にあった市川氏の思いは違う。

「警察や裁判所の方がよっぽどひどい(笑)。ヤクザは自分等が汚いと認め、カラダを張る。警察は汚いことをしても、認めないし、責任も取らない。」

そんな市川氏の言葉を表すように、2004年暮れ、刑事訴訟の案件は検察が起訴しない方針を伝えてきた。もちろん理由説明などなく、検察から不起訴にすると書かれた書類が、型通り送られてくるだけのことだ。これにはもちろん市川氏も納得できるワケがない。

「昔は悪いこともしましたが、今はカタギとしてまっとうに生きているんです。そんな私よりも、警察のウソが信用されるんです。警察側にしてみれば私はゴミ。でも、ゴミにはゴミの言い分があるんです」

そしてその怒りの矛先は、訴訟のキッカケとなった川崎刑事に向いているのかと思えば、心中はそうでもない。

市川氏が川崎刑事にかける複雑な胸中を語る。

「川崎は義理堅いところがありました。私のようなヤクザとの約束もきちんと守り、そのために職権を濫用したこともあったほどです。今回のことも1言『悪かった」と言ってくれれば、すぐに(裁判を)取り下げるつもりです。」

市川氏は1回目の口頭弁論の際にも、同様のことを述べている。残念ながら川崎警部補にこの思いが届いた様子はないのだが・・・。

「まあ、広島県警も簡単には(川崎を)見捨てられませんよねぇ。捨てたら今までのことを全て喋るでしょうから・・・。今、川崎が目の前に現れたら『お前、どこまで人をバカにしとるんか? シラをきらんで本当のことを喋れや』と言いたいですね」

警察には犯人逮捕のノルマが課せられる。毎月拳銃摘発、薬物取締りなどの強化月間が設定され、実績を上げることが必要とされる。しかしそうタイミングよく犯人が捕まるワケがない。そこでヤクザの協力が必要となるワケだが、その協力がないとなれば、たちまち検挙率は低下してしまう。だったらどうするのか。そこで現場でヤラセが仕組まれるというワケだ。

 

 

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〈転載終了〉

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